BBQ×チームビルディング
BBQは、ただ「食べる」のではなくコミュニケーションを楽しむもの。
年齢も性別も肩書も、職場での役職も関係なく、誰もが自由に過ごせるのがBBQの醍醐味です。
そのニュートラルな特性や、オフィスとは違う開放的なロケーションを利用して、最近ではBBQをチームビルディングに活用する動きも出てきています。
コンテクストを超えるBBQ。
以前視察に行ったオーストラリアで、「年に何回BBQしますか?」と尋ねたことがあります。その答えは驚きの「100回」。
「なぜそんなにやるの?」
「どうして日本人は年に1〜2回しかやらないんだ?」
逆に聞き返されてしまうことに。
「多くの日本人は、家族や友人とキャンプでBBQすることが多いからかな」
「それもいいけど、もっと気軽にBBQすればいいのに」
「たしかに。キミは、家族や友人と週末ごとにBBQしてるの?」
「その他にも、職場のメンバーや取引先ともするよ」
「仲がいいんだね」
「というか、仲良くなりたくてBBQをしている感じかな」
と、そこで気づきました。
オーストラリアは移民が多い国。宗教・人種・言語など違う文化背景を持つ人々がともに暮らしています。
そのためか、家族や親しい友人とBBQをするだけでなく、まだよく知らない人と「わかり合う」ためにBBQする機会もとても多いんです。
BBQでは上司も部下も関係ない。
オーストラリアではオフィスも多様で多彩。日常的にさまざまな国籍のスタッフと関わり ながら仕事をしています。そんな環境のもと、お互いの差異を理解し尊重し合うためには、BBQのコミュニケーションが効果的です。BBQグリルを囲めば、上司も部下も関係ないフラットな場が生まれます。
自分のスタイルを提案したり、他の人のやり方に触れたり、役割分担をしたり。
共同作業を通じて「食」というクリエイティブなものを生み出すBBQは、チームビルディングに効果的です。
日本でも外国出身のスタッフと働く機会はどんどん増えています。また、国籍や見た目だけが違いではありません。物事に対する考え方や、大切にしていること……オフィスに人が集まれば多様なのは当たり前です。それぞれに異なる背景があるのに、意外と気づかないまま仕事しているものです。
光や風を感じる開放的な場で、ともに過ごし、相手の話に耳を傾けること。
肉が焼けるまでの時間を使って気軽におしゃべりし、自分のエピソードを語ること。
ひとつの目標に向かうチームをより強いものにするためには、相互理解が大切。
楽しみながら、おいしく味わいながら、コミュニケーションを深めることができるBBQは、仕事上のチームビルディングにも効果的です。
BBQマスターとしてのふるまい。
そんなBBQの場では、上役や先輩は、さりげない気配りのできる「BBQマスター」を目指すと、場の雰囲気がバツグンによくなります。
BBQで大切なのは「炭火やアウトドアアイテムの扱い方」でも「焦げないように肉を焼く仕切り」でもありません。もちろん、段取りは大事ですが、鍋奉行のように食べ方やコミュニケーションの仕方までガッチガチに仕切るのは、BBQのフラットな場には向いていません。
BBQマスターの役割は、BBQを通じてコミュニケーションの余白や遊びを生み出していくこと。そして参加するメンバーの一人ひとりに何かしらの役を割り振って、「自分もこの場の風景を作っている」と意識してもらう働きかけをすることが大切です。
いかにその場を楽しく盛り上げるかというホスト的な思考で、楽しみながら自分の持っているスキルを他の人に伝え、次のマスターを育てていく。それがチームビルディングに効果的なBBQマスターのふるまいです。
参考までに、日本バーベキュー協会による「バーベキュー検定」を紹介しておきます。
安心安全でスマートなBBQについての知識を学べる教育プログラムです。
日本バーベキュー協会 バーベキュー検定
BBQ&Coでチームビルディング。
私たちBBQ&Coが運営するBBQ場は、楽しくコミュニケーションを深めるお手伝いをしています。海や森などの景色の良いロケーション、快適な設備、オリジナルのプロダクトなど、BBQをより気軽に楽しむ仕掛けを盛り込んでいます。
食材の準備や炭火の片付けのような面倒ごとは、私たちBBQ場のスタッフが担当するので、誰にも負荷がかからず、みんなで純粋にBBQを楽しんでいただけます。
BBQを通じたチームビルディングのTipsもご提供しています。
気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。