大阪ベイエリアの都市型リゾート施設「ホテル・ロッジ舞洲」（所在地：大阪市此花区北港緑地2-3-75）内にあるBBQ場「森とリルのBBQフィールド」は3月31日（金）から、肉や魚を一切口にしないヴィーガン（完全菜食主義者）向けのBBQ料理を提供します。一般的に肉のイメージが強いBBQですが、「お肉を食べられない（食べない）方も大切な仲間や家族と一緒に、自然に恵まれたBBQ場で美味しい料理を楽しんでほしい」との願いを込め、商品化にこぎつけました。ホテル・ロッジ舞洲では2025年の大阪・関西万博を見据え、人と環境、社会に思いやりの心をもった《エシカルリゾート》の実現を目指しており、今回のヴィーガン向けBBQ料理はその第一弾です。

森とリルのBBQフィールドは、日差しが強い日や雨でも安心な屋根付き（全天候型）のBBQ場です。
約12,000坪の緑豊かなホテル・ロッジ舞洲の敷地内にあり、目の前には大阪湾が広がり、絶景のロケーションでBBQを楽しむことができます。
当施設のモットーは「BBQからひろがるコミュニケーションで、人を笑顔に、地域を明るく」ですが、お客様の中にはお肉が苦手だったり、お肉を食べられない（食べない）人もいることから、新たなメニューとしてヴィーガン向けBBQ料理をご用意しました。

最近よく耳にするヴィーガンとベジタリアン、その違いをご存じでしょうか。
一般的なベジタリアン（菜食主義者）が肉や魚を食べないのに加え、ヴィーガンは卵・乳製品・はちみつを含め、動物性食品をいっさい口にしません。

海外では体質的に肉や魚が合わないという理由で取り入れたり、宗教上の理由や動物保護の精神から始める人がほとんどです。
一方、日本ではまだあまり知られていないヴィーガンですが、体質的な面に加えてダイエットや美容、さらには環境負荷の観点から取り入れる人が増えています。

ヴィーガンというと、少し堅苦しく考えがちですが、日本には修行僧の食事として生まれた、野菜や豆腐などの植物性の食材のみ作った精進料理があります。
約150年前の明治維新のころまでの日本の食事は、米飯に一汁一菜の粗食が基本でした。ヴィーガンに近い食慣習があったわけです。
当社はこうした日本古来の食文化に対する精神を大切にしつつ、他のヴィーガン料理店とはひと味違う、BBQ場ならではのヴィーガン料理をつくりました。

BBQではみんなが同じ網で料理を焼くスタイルが一般的です。肉や魚が食べられない（食べない）ヴィーガンの人にとっては、それが理由でBBQを敬遠する人もいます。
今回のヴィーガン料理はそうした点を配慮し、専用のフライパン（スキレット、ピザパン）を使って同じ網の上で調理するスタイルを取り入れることで、みんなが一緒に輪になってBBQを楽しむことができます。

ヴィーガン向けBBQセットの内容は以下のとおりです。

■ころころプチカプレーゼ
・味付けサラダの一種で、焼き上がるまでの一品
・チーズは大豆由来のものを使用しており、なめらかで濃厚な味わい
・プチトマトを使い、ころころ可愛いピンチョス
・バルサミコ酢と一緒に合わせることで、サッパリとした前菜として召し上がっていただけます

■シェイクジャーサラダ
・細かく切ったキャベツを使ったサラダ（コールスロー）
・当社のオリジナルスパイス「DR BBQ＃」シリーズの「No7」とオリーブオイルをかけていただくのがおススメ
・「No7」は赤ワインのほのかな甘みと塩分があり、食材の旨味をギュッと引き出します

■ココナッツチェダーのハッセルバックポテト
・ジャガイモをハッセルバック（切れ目）状にカットしたものにガーリックオイルをシーズニング
・植物性ココナッツオイルの濃厚なチェダーチーズを使用し、味もボリュームもパンチ十分
・サツマイモとジャガイモの絶妙なコラボレーション
・オイルが沸き上がり、イモに火が入ったら食べごろです

■厚揚げと野菜の3種のスキュア
・スキュア（串刺し）状に3種ご用意
・ピザパンでグリルすることでお肉のついた網でも安心
・そのままでも美味しいですが、以下の2種類のソースをつけて味わうと格別です

《大豆味噌マヨネーズ》
・卵を使っていない大豆使用のマヨネーズ
・味噌を一緒に合わせることで、コクが増して濃厚な味わいに

《バーベキューソース》
・植物性ベースのBBQソース
・スモーキーな風味があって、これぞBBQ！というディープな味わいを実感できます

■ジャンボマッシュルームのステーキ（メイン料理）
・げんこつサイズのマッシュルームをステーキに
・迫力満点、食べごたえ十分
・ひだの部分に水滴が沸き上がってきたら食べごろ
・凝縮された旨味がしたたり落ちて、とってもジューシーです

■あぶり豆乳パン
・ちぎって、焼いて、あぶって焼く
・焼き上がるまでも楽しく、優しい甘味がいとおしい

■価格：3,000円（税込）
1人前からご注文できます
※別途、来園料400円が必要です
■販売方法
「森とリルのBBQフィールド」で直接提供するほか、ホテル・ロッジ舞洲の宿泊プランに組み込んで販売します

■森とリルのBBQフィールド
大阪市此花区北港緑地2-3-75、ホテル・ロッジ舞洲内

「ホテル・ロッジ舞洲」を運営する株式会社キャッスルホテル（本社：兵庫県明石市）では昨年夏、2025年の大阪・関西万博を見据え、「ホテル・ロッジ舞洲」の新たな事業理念として「エシカルリゾート」宣言をしました。
私たちが目指すエシカルリゾートとは、人と地球環境、社会に思いやりの心をもった《エシカル》という考え方を取り入れたリゾート施設です。
SDGs（持続可能な開発目標）にも通じる事業理念で、2025年までにエシカルリゾートを実現するため、宿泊、ガーデン、キッチンなど各セクションで「エシカルプラン」の作成に取り組んでいます。
今回のヴィーガンBBQ料理は、そのひとつの部門である「森とリルのBBQフィールド」が先陣を切る形で商品化の準備を進めていました。