兵庫大学の学生が授業でインターンシップの活動成果を報告 ~ご当地鍋「恵幸川鍋」を共同で商品化~
株式会社バーベキューアンドコー(本社:兵庫県明石市松の内2-2、代表:成田收彌)でインターンシップ(就業体験)活動をした兵庫大学(加古川市)の学生3人が2月13日(月)、同校で開催されたインターシップ成果報告会で、当社と共同開発したご当地鍋「恵幸川(えこがわ)鍋」について発表しました。
昨年10月から3カ月間就業体験
インターンシップ活動報告会は、同校の現代ビジネス学部現代ビジネス学科に通う3年生の授業「長期インターシップ」の一環として企画。
2022年10月~12月の3カ月間、県内の3つの会社で就業体験した学生たちがそれぞれの成果を発表しました。
アンケートの結果「冬といえば鍋」
当社で就業体験したのは岩下凌さん、尾瀬蒼太さん、村中勇真さんの3人。
3人は当社が依頼した「冬のバーベキュー場利用者を増やすには」という課題に対し、SNSでアンケートを行った結果、「冬といえば鍋」という意見が多数寄せられたため、大学がある加古川市のご当地鍋「恵幸川鍋」に着目しました。
加古川の味噌と酒粕を使い、独自にアレンジ
「恵幸川鍋」は加古川市職員の自主研究グループが考案。
同じ加古川市内の食品製造会社「高松清太夫老舗」の味噌、酒造会社「岡田本家」の酒粕を使いながら、味付けや具材は作り手のアレンジに任せています。
共同開発に至った経緯をわかりやすく説明
報告会では、プロジェクターに資料を投影しながら、冬場のBBQに関する自分たちのアンケート調査の結果を説明。
例えば、冬のBBQのイメージという質問に対して「とにかく寒そう」「暖をとりながらゆったりと過ごすイメージ」「寒いけど虫がいなくていい」などの回答例をあげ、その上で「冬は鍋のイメージが強いことがわかり、コラボメニューの鍋企画が生まれました」と共同開発に至った経緯を振り返っていました。
キャッスルプラザの調理部門が協力して商品化
商品化にあたっては、ホテルキャッスルプラザの調理部門が全面的に協力。
調味料と薬味などを工夫したほか、酒粕の滑らかな甘みも活かし、「煮炊きするほど、より美味しくなる特製味噌鍋」に仕上げました。
兵庫大学現代ビジネス学部の松本教授の話
3人が通う兵庫大学現代ビジネス学部学部長の松本茂樹教授は「インターンシップは地元企業との出会いの場。学生たちを快く受け入れ、活動を支えていただいた企業の皆さまに感謝するともに、こうした産学連携の輪が地元で広がることを期待しています」と話していました。